吉備の国の巡礼

くらしき遍路

神島八十カ所巡り

弥高山八十カ所巡り

木見西国三十三観音

福山西国三十三観音

海徳寺秩父三十四観音

円通寺西国三十三観音

帯江西国三十三観音

児島八十八ヶ所巡り

里見八十八ヶ所巡り

鴨山三十三観音

八十八ヶ所巡りと三十三観音巡りを一括りにして、巡礼と呼んでいいかどうか分からない。浅学で、適当な言葉を知らないので、ここでは仮に巡礼としてまとめることにした。

そもそも、巡礼とは聖地参拝の旅のことである。わが国の巡礼の始まりは、奈良時代718年の西国三十三観音巡りと言われている。四国の八十八ヶ所遍路は、その後の平安時代につくられたもので、不老不死のユートピアへ至る修行の旅である。

江戸時代になって、西国巡礼や四国遍路は全国的に発展し、一般人も訪れるようになるが、容易に出かけることの出来ない人のために、各地に代用として「移し巡礼」がつくられた。移し巡礼は、村や町と単位とするものが多く、1日から数日程度で回れる手軽なものが多い。この吉備の国にも数え切れないほどあり、ちょっとした村や町には必ずと言っていいほど見られる。

五重塔地蔵46

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