上高末の不動明王

 

 

 

 

岡山県小田郡矢掛町の美山川ダム(鬼ヶ嶽ダム)の左岸の道路を30メートルほど登った崖っぷちに巨石群があり、その一つに毘沙門天の磨崖仏が彫られている。昭和3年に彫られたもので、顔も温和な表情で、岡山県下の磨崖仏では、最も美しいという人もいる。この岩の右の巨石には、不動明王と役行者が彫られていて、地元で山上さま、山上大権現、行者さまなどと呼ばれているが、建物に囲われて鍵がかかっており、残念ながら見ることが出来なかった。

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