造山古墳

 

造山模型58

造山傘58

造山古墳は岡山市新庄下にある。墳長350メートルの前方後円墳で、岡山県下で第1位、全国でも第4位、自由に出入りできる古墳としては全国一の規模だ。埋葬施設などの詳細は不明だが、墳丘規模・外表施設等の有様からみて、被葬者は当地域の首長であったと同時に、吉備全域をも統括していた大首長の地位にあったと考えられる。また、造山古墳に次ぐ作山古墳(総社市)、両宮山古墳(山陽町)などの巨大古墳の存在は、吉備が近畿地方の勢力と肩を並べるほど強大であったことをうかがわせる。古墳の周囲には民家や畑がせまり、もはや人々の生活と一体になっている。トップ 2 3

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