北条早雲の里

高越城

 

高越城記念碑58

高越城俯瞰57

高越城門58

江原町の高越城跡である。北条早雲は、永享4年(1432年)この高越城で、城主伊勢盛定の子として生まれた。伊勢新九郎盛時と名乗り、青年時代の33歳までここで過ごした。荏原駅より東方の標高172メートルの高越山にある。途中まで車で行けるが、最後の坂道は少し歩かなくてはならない。頂上は、建物も何もなく、本丸と郭のあとがむなしく残るのみである。生い茂る野草の間から、井原から矢掛にかけての小田川や旧山陽道を俯瞰でき、ここがかつて重要な拠点であったことが分かる。この城は、鎌倉時代末、蒙古襲来に備えて北条時宗が作らせたとされているが、戦国末期に廃城となった。トップ 2 3

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