文英様石仏
高松平野・報恩寺・延命石仏2と十一面観音
岡山市報恩寺の4つの文英石仏のうち、左から4番目(写真左)と6番目(写真右)のものだ。写真左は延命石仏で、ポピュラーに見られる文英さんだ。石の破壊はみられるが、表面の状態は良く美しい。右は、十一面観音ということだ。正平23年(1368年)開山した報恩寺は途中衰退し、永平3年(1506年)再興される。この中興開山の高僧の冥福を祈るために、文英が十一面観音を建立したのではないかと考えられている。文英の所属していた福成寺も報恩寺もともに井山宝福寺の末寺であったことが関係しているという。戻る |