源平藤戸合戦古戦場

法輪寺

 

法輪寺59

源氏本陣跡59

仁王小58 仁王大57

岡山県倉敷市羽島にある法輪寺だ。1184年の源平藤戸合戦の時、源氏方が陣を構えた寺だ。この地で行われた源平合戦では、有城から羽島の日間山にかけて源頼朝を総大将とすえる源氏が布陣し、藤戸海峡を挟んで、種松山の北東山裾から藤戸にかけて平行盛を総大将とする平氏が陣を構えたと伝えられている。本来この寺は本尊が薬師如来で、病気平癒に霊験あらたかとされている。寺門には、この地方では珍しい仁王がいて、寺を守っているが、かつて源氏を守護したかどうかは、知識がないので分からない。この寺はまた、顔に瘡を患った小野小町が、平癒を願って願を立てたことでも知られるが、地元ではむしろこちらの方が良く知られている。 トップ 2 3 4 5

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