桜井宮覚仁親王墳墓

十三重層塔と灯籠

 

十三重層塔石仏57

灯籠石仏57

十三重層塔56 灯籠55

桜井塚の十三重層塔(写真上と下段左)と灯籠(写真中段と下段右)である。覚仁親王の墓と並んである。いずれも親王の追福のために造立されたものだ。塔は約5メートルの高さで、親王没の弘長3年頃の建立とされる。初重の軸だけが当初からのもので、その他は明治末年(20世紀初め)に修復・再建されたようだ。初重軸の周囲には仏像が薄く浮き彫りにされている。石造灯籠は高さ約1.7メートルの豊島石製で、室町時代(14世紀初め頃)の作とみられている。火袋は8角形で、1つ飛びに仏像が浮き彫りされているが、風化がひどく何の像であるか判別できない。戻る

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