元々、熊野神社と五流尊瀧院は混在していたが、明治の神仏分離令で、現在のように神社と寺院の2つに分けられた。そのため神社の境内に、今は尊瀧院所属の三重塔や鐘楼、熊野大権現本堂、役行者の像などがある。三重塔は県重要文化財である。さらに昨年までは、6棟の社殿の前に、全長14間の長大な長床もあったが、2004年8月の火災で焼失した。貴重な歴史的文化財が失われたことは非常に残念であるが、目隠しされていた社殿がよく見えるようになり、むしろ開放的で良いという声も聞かれる。いずれにしても、一度見てみたかった。戻る
|